空手

「空手」の有益情報をお届け!

フルコンタクト空手家、合気道を学ぶ

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2009年06月14日

秘伝なんていらない◆フルコンタクト空手家、合気道を学ぶ

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古武術や中国武術の世界には
やたらと秘伝とか秘術といわれる
ものがありますよね。

武術は元々、生きるか死ぬかという
切実な場面で使われてきたもの。

技を盗まれることは
死を意味する、といっても
過言ではなかったでしょう。

そういう時代背景の中では
秘伝って大切だったと思うんです。

でも、平和な現代日本において、
秘伝というのは意味があるのでしょうか?

秘伝はあってもいいと思います。

でも、秘伝って、どこか
他力本願なニオイがして
僕は嫌いです。

秘伝さえ手に入れれば
相手を一撃で倒せる、とか

秘術があれば、一気に達人になれる
みたいなニュアンスを感じるのです。

秘伝はあってもいいけれど、
汗はかかなくてはいけない。

当たり前ですよね。

合気道の世界でも空手の世界でも
口伝というのはあります。

多くは、コツみたいなものですが…。

確かに、口伝を聞くと一気に
技がスムーズに掛かったりします。

でも、
秘伝とか秘術を知らなくても
強い人間ってたくさんいますよね。

僕が長年携わっている空手の世界なんて
本当に強い連中がいっぱいいましたから。

秘伝を知っているからといっても
大学空手部の連中に対抗できる
中国武術家や、古武術家って
どれくらいいるんでしょうか?

秘伝はもらうものではなく
自ら模索して掴み取るもの。

努力の先にあるものが
秘伝なんではないでしょうか?

秘伝はなんだか他力本願。

秘伝に頼ることなく
精進していきたいものです。

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2009年05月27日

100キロの相手を一撃で倒した技◆形意拳の崩拳◆フルコンタクト空手家、合気道を学ぶ

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以前、
道場の組手で、体の大きな黒帯を
下突きでダウンさせたことがあります。

僕と仲の良い黒帯で、
一緒に試合に出たり、
彼の道場を手伝ったりする
間柄でした。

組手開始早々、
僕が飛び込んで、彼のボディに
下突きを打ったところ
突然、うずくまってしまったのです。

スリップダウンかな、と思ったら
効いてしまっていたのです。

タイミングがよかったんだろうなぁ
という印象で、それっきり忘れていたのですが、

先日、中国拳法の形意拳と
同じ動作だったことに気が付いて
驚いたのです。

形意拳の崩拳という技術ですね。

空手流にいうと
飛び込んでの縦拳による逆突きです。

移動のパワーと
後ろ足の継ぎ足がうまく拳にのったのでしょう。

ですから、100キロ近い黒帯を
一撃でKOしてしまったのです。

威力のある技には
理由があります。

そして、
強力な技はすでに先人が
技術としてまとめているんだなと
思い知らされた出来事でした。

僕は形意拳は習ったことはありませんが、
何千回も稽古しているうちに
無理のない動きが出来るようになっていたんです。

飛び込んでの下突きは、
ミットに散々打ち込み
練習しました。

重心移動のエネルギーが
上手く拳にのると
すごく心地よいのです。

形意拳は、
シンプルな技術体系だけれど、
とても深みのある高度な拳法だと
聞いたことがあります。

他の武術をみることによって
自分の技術が分析できる。

視野を広げることって
大事だなと痛感させられました。

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2009年05月21日

相手を突き刺す突きとは?◆フルコンタクト空手家、合気道を学ぶ

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以前、このブログで
元極真空手の岸信行師範の本を
紹介しました。

⇒『空手仙人岸信行枕にキノコが生えるまで泣け!!不敗の人生術

人によっては
さらりと読み飛ばしてしまう
本かもしれませんが、

僕には稽古のヒントがいっぱい
詰まった本だと思っています。

まさに空手仙人!

言っている言葉が深遠です。

空手を20年やった僕には
身にしみる言葉ばかり。

さてさて、
本題に入りますね。

岸師範の突きは強力で
100キロを越える黒人を一撃で
KOしてしまうほど威力があります。

顔面を叩いたんじゃないですよ。

なんと黒人の胸板を
人差し指の拳頭で突いたんです。

つまり針で刺されたような
強力な痛みだったわけです。

普通、空手の突きは、
人差し指と中指の第一関節で
叩きます。

でも岸師範に言わせると
これは「叩く」だそうで
「突き」ではないのです。

岸師範はどのようにして
人差し指の拳頭を鍛えているのか。

まず、ボールペンなどで
自分の人差し指の拳頭に点をつけて
手製の部位鍛錬器具を突くんだそうです。

毎日千回から二千回を目安に突いて
稽古されています。

これだけ稽古すれば、
どんな部位を叩いても
拳頭の一点攻撃で
効いてしまうでしょうね。

岸師範は、この拳頭で
急所を正確に突き刺すのだそうです。

僕は正拳突き一つを
ここまで徹底して
鍛えてきませんでした。

まだまだ甘いですね。

現代の情報社会は
探せばいろいろな
格闘技、武道の情報が
みつかります。

必殺技もあることでしょう。

ついついノウハウコレクターに
なってしまいがちです。

でも、
自分の身に付けた技を
徹底して掘り下げる努力を
忘れてはいけないと
反省させられました。

あなたは
身に付けた技を
徹底して掘り下げていますか?

⇒詳細はこちら 『空手仙人岸信行枕にキノコが生えるまで泣け!!不敗の人生術


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タグ:空手 合気道
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2009年05月16日

蹴りはそのまま運足に用いる◆フルコンタクト空手家、合気道を学ぶ

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空手では、突いた拳をすばやく戻す、
蹴り足をすばやく元に戻すことを
徹底して教えられてきました。

でも、武術的な解釈でみてみると、
この戻すという動作にこだわらなくても
いいように思います。

実際、僕の道場では、
蹴り足を戻さないで、
振り切る稽古もしています。

先日、紹介した『武道に伝える武術の教え』という本の中では、

蹴って戻すのではなく、蹴り足はそのまま運足にして
相手の死角に移動していく、蹴りは運足の延長で蹴る
とアドバイスがかかれてました。

面白いですね。

中国拳法では、こういう運足を
多用してます。

これは、すぐにフルコンの組手でも活用できそうです。

蹴りを出したら、相手の応じ方に即して
変化し、追撃していくという積極的な攻撃は
有効なんではないかと思いました。

実践してみて効果があるようだったら、
また、このブログでも紹介します。

⇒ 『武道に伝える武術の教え

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2009年05月12日

攻防一体の技を使ってみる◆フルコンタクト空手家、合気道を学ぶ

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先日紹介した
武道に伝える武術の教え』という本の中で、
フルコン空手をさらに発展させるにはどうすればいいか?
というページがありました。

武術の観点から
フルコン空手をみると
そうだろうなぁと、気づかされました。

僕なりの解釈を交えながら紹介します。

テーマは
攻防一体という技術について、です。

フルコン空手は、一定の間合いで、
突き合い、蹴り合う傾向があります。

ぶっちゃけた話、我慢比べ、です。

こういう我慢比べの試合は
武術の理合がまったく生かされていません。

武術的な観点から見ると、
フルコンの闘い方はやっぱり
問題あり、です。

競技としては面白いんですけどね。

武術的な理合を組手に生かすとすると
相手の攻撃を受けて返す、というのは
遅すぎると思うんです。

具体的にいうと、
突き技、受け技、は、
「敵の腕に交叉接触して捻りながら突く」という提案です。

僕は、組手やスパーリングでは、
もっぱら縦拳を使います。

そのほうが体重を乗せて
重いパンチが打てるからです。

脇も空きにくいですし。

でも、空手の突きの基本って、
捻りを加えながら横拳で目標物に当てます。

捻りを加えながら突くと
どうしても脇が空くんですよね。

僕はどうして、こんな不合理な突き方をするのだろうと
長年考えていたんですけど、

交叉法という考え方で解釈すると
突きの捻りの意味がわかります。

受け技と攻め技を別々に使うのではなくて、
攻めつつ受けを兼ねるという技術なのですね。

文章で伝えるのは難しいのですが、
ボクシング漫画などであるクロスカウンターというか、
受け手をそのまま攻撃技として相手に当てるのです。

イメージできますか?

これを組手の中で生かすのは
難しいと思いますが、試してみたいです。

攻防一体、という言葉は
よく聞きますが、パンチ一つで
受けも攻撃もやってしまう、というのは、
合理的ですね。

効果があったら、また
ブログやメルマガで紹介してみたいと思います。

交叉法が使えるようになると
組手が激変するでしょうね。

⇒ 詳しくはこちら『武道に伝える武術の教え

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2009年05月03日

岸信行師範を知っていますか◆フルコンタクト空手家、合気道を学ぶ

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先日、本屋さんで、
こんな本を見つけました。

空手仙人岸信行枕にキノコが生えるまで泣け!!不敗の人生術


↑岸信行師範

ご存知の方はご存知でしょうね。
劇画『空手バカ一代(1)』にも登場しますし、
映画『地上最強のカラテ(DVD) ◆20%OFF!』にも出演しています。

第一回世界大会で
香港カンフーの選手を圧倒し、

ニューヨークで最も治安の悪い地域で
20年間、道場を運営したり、

スネによるバット折りに失敗してスネが直角に折れてしまっても
顔色一つ変えなかった、

など武勇伝には事欠かない師範であります。

現在は、故郷、山形に帰り、自己の空手を追究しつづける、
まさに仙人のような師範です。

僕は、この本を読んで勇気と自信が
もてましたね。

現在は、古武術的な空手が脚光を浴びていて、
フルコンタクト空手のようなスポーツ空手は
やや疎んじられる傾向があるような気がします。

僕自身も、フルコンタクト空手の技術に
疑問を持っていたのです。

合気道を学ぶことによって、
武術的な体の使い方を学び、

空手の技の術理を自分なりに
再構築しているのが、
ここ最近の僕の稽古スタイルでした。

岸信行師範の空手は、僕が学んだ空手と
同じです。

大山道場時代の空手に近いので、
全く同じではないかもしれません。

しかし、古武術的な空手ではなくとも
ニューヨークをはじめ世界各地で死線を
くぐりぬけることができているのです。

岸信行師範の著書を読むと、
空手の技をとことん考え抜き、
徹底的に稽古してることがわかります。

なんだかんだいっても
僕は、流行に左右されていたのかも
しれません。

空手の型は、いくつも習いましたが、
ちっとも自分のモノになっていませんし、

突きに関しては、まだまだ
自分自身、納得がいってません。

岸信行師範の本を読んで、
自分自身の方向性が間違っていないということ、

とことん考え抜き、
徹底的に稽古することで、
僕の空手もまだまだ進化することが
わかりました。

岸信行師範は、試合が大嫌いだったそうです。

試合にこだわるから、空手本来の姿が
見えなくなっていたんですね。

僕はもうフルコン空手の試合はでないでしょうから、
自分自身の体に染み付いた技を深めていきたいと
決意を新たにすることができました。

岸信行師範の言行録をまとめたような
体裁の本ですが、

たくさんのヒントをもらえた本でした。

機会があったら、是非、
手にとってみてください。


⇒ 岸信行師範の詳細はココをクリック


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2009年03月25日

空手修行をカミングアウトしてますか◆フルコンタクト空手家、合気道を学ぶ

先日、職場で若い子たちに
僕が入社当時の話をしました。

空手修行を隠していた話です。

今では、職場に知らない人がいないほど
有名になってしまった僕の武道修行歴ですが、
ぼくは隠していました。

妙に、この話が若い子達にウケたので、
このブログでも公開します。

僕は入社試験の時に
空手を修行している話をしませんでした。

空手って偏見の目で見られてると思っていたからです。

空手修行は僕の精神的なバックボーンでしたが、
大切なものを好奇の目で見られるのもイヤでしたし、
体育会系っていう目で見られるのも抵抗があったからです。

当時は空手の初段でしたし、試合にも積極的に出ていて
上には上がいることを痛感していたからです。

とても空手をやっていると公言するほどの
レベルじゃないと感じていたのです。

謙虚でしたね。

でも空手をやっていると怪我をします。

拳の皮をズルリとむいてかさぶたになったり、
ローキックを蹴られて足を引きずったり、
足の甲がパンパンに腫れて靴がはけなくなったり、
肋骨を折ったり…。

やっぱり怪我をしていると
回りは心配します。

職場からそのまま道場に行くのですが、
道着の入った大きなバッグはやっぱり目立ちます。

そのうち職場の人たちから、
「その巨大なバッグには何が入っているんだ?」と聞かれる様になりました。

「トレーニングに行っているんです」って
いったら、「そうたろうはボディビルダーらしい」という噂が立ちました。

実際ウエイトトレーニングに行く日もあるから
うそではなかったんですけど、

ビルダーに間違われるのはなんだか納得がいかずに、
実は、空手をやっているんです、とカミングアウトしました。

少しずつですが、僕の空手修行が
知られるようになりました。

すると、今度は、
「私の友人で極真空手の茶帯がいて、めっぽー強い」とか

「俺は極真をやっていて、素人相手なら一発で倒せる」という人がいたので、
詳しく話を聞いてみると、7級(水色帯)だといいます。
オイオイ初心者じゃないかよー、と突っ込みを入れそうになりました(笑)。

「空手の試合で優勝したことがある」というので、
詳細を聞いてみたら、小さな道場の新人戦だった、とか。

なんだ、ぜんぜんたいしたことねーじゃん、
県大会でチャンピオンになったり、
全日本に出場している俺のがよっぽどすごいじゃんか、と思うことが
たくさんあったのです。

それだったらヘンに隠さず、積極的にPRしようと思い
僕のセールスポイントとして営業先でも
「空手のそうたろうです」と語るようになりました。

その効果は絶大でしたね。

「空手のそうたろう君」ということで、
名前を覚えてもらえるようになりましたし、

世の中の男性というのは格闘技好きというのが
想像以上に多いので、相手のハートを掴むのが
とても楽になりました。

それは、娘の保育園や小学校のお父さん友達にも
絶大な威力を発揮するようになりました。

あなたもそれなりの実力があるのだったら、
積極的に武道修行をアピールしたほうがいいですよ。

あなたは偉大な伝統文化の継承者なのですから。
タグ:空手 合気道
posted by そうたろう at 07:00| Comment(4) | 空手 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年02月25日

伝説の男、清原選手◆フルコンタクト空手家、合気道を学ぶ

先日、『ジャンク・スポーツ』という番組を観ました。

僕は、それほどテレビを観ないのですが、
この『ジャンク・スポーツ』は、
つい、観入ってしまう番組なのです。

その理由はいくつかあると思うのですが、
アスリートが主役だから共感できるせいでしょう。

観ていて、アスリートの本音が見え隠れして
本当に楽しい。

まあ、浜ちゃんの司会も絶妙で
番組構成がウマいんでしょうけど。

この間は、清原選手の特集でした。

実は僕、プロ野球のことはまったくわからないのですが、
清原選手は年齢が近いせいもあって、
彼の活躍は、野球の門外漢の僕でも
耳に入ってきていました。

清原選手の引退は、
一つの時代の終焉でしたね。

さてさて、
清原選手の豪快な番長ぶりは、
スゴかったです。

試合でもプライベートでも
とにかく豪快。

お金もムチャクチャ稼ぐけれど
使い方も半端ではない。

そしてお酒の飲みっぷりも。

後輩や周りの人たちへの面倒見もやたらいいらしく
気配りの達人だったみたいですね。

清原選手を見ていて
僕の空手の師匠を思い出しました。

僕の先生は、フルコンタクト空手界では知らない人がいないくらい有名な人ですが、やっぱり豪快な師範なんですね。

人付き合いも義理と人情を重んじ、
その交友関係はまるで、三国志の英雄豪傑たちを見ているようでした。

仲間や弟子のためなら
命も投げ出してしまうのではないかというような
心のこもった人間づきあいをされてます。

やはり、その道で頂点を極める人というのは、
やることなすことが豪快、それでいて細かいところにまで
気配りができる。

どうも僕は人間のスケールが小さいらしく、
師匠の足元にも及びません。

僕はどうも武道の世界独特の
俗にいう「体育会系のノリ」というのが
苦手です。

20年近く、武道の世界に携わっているのに
何をいまさら、なんですが(笑)。

若い頃は多少バカもやりましたけどね。

どうしても常に冷静な自分というのがいて、
バカになりきれないというか。

そこが小さい人物の
小さい人物たるゆえんでしょうね。

お酒もそこそこ飲める口なのですが、
夜を徹して飲んだりするのが苦手です。

飲み会は、「もう少し飲みたい」くらいで
名残を惜しんで終わりにしたい。

厳しい上下関係というのも嫌いです。

おのずと僕の周りには、
空手が大好きだけど、マジメというか
ある意味クールな人が集まる傾向があります。

類は友を呼びますね。

清原選手は「俺の存在自体が伝説」と言っていましたが、

歴史に残る名選手というのは、
伝説になるべくして生まれてきているのかもしれません。

僕のような小さな人物は
小さな人物なりに達人目指して
がんばっていくしかなさそうです。

ジャンクスポーツを観ていてそんなことを考えてしまいました。
posted by そうたろう at 07:10| Comment(10) | 空手 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年02月20日

空手道場選びのポイント教えます■フルコンタクト空手家、合気道を学ぶ

空手道場を選ぶポイントって何でしょうか?

ブログを長く運営してますと、
多くの質問を受けるんです。

コメント欄に記入してくださることもあれば、

メールフォームから、お便りを
いただくこともあります。

あっ、意外と知られていないかも知れませんが、
右サイドバーに『何でもご質問ご相談室』というボタンがありまして、
このボタンをクリックすると、そうたろうにメールが届きます。

できるだけ早くお返事をするようにしてますので、
よろしかったらご利用してみてください。

コメントやメールをいただくのって
うれしいものなんです。

一方通行っていうのはつまらないですからね。

実際、いろいろなコメントやメールをいただいて、
視野が広がりますし、多くのヒントをもらいました。

コメント、感想、メールは大歓迎なので、
お気軽に書き込みをしてくださいね。

さて、
先日、いただいたコメントに、
「空手道場に入門したいのですが、道場を選ぶポイントを
教えてください」というのをいただきました。

僕なりの回答をさせていただいたんですが、
割とよく聞かれる質問なんで、皆さんと共有できたらいいんじゃないかと思い、この記事を書くことにしました。

このブログから『道場選びの選定ポイント』を発信し、
多くの空手入門者が増えたらうれしいですよね。

このブログをごらんになっている方は
空手の経験者や有段者が多いので、
かなりいいご意見が集まるのではないでしょうか。

僕一人の意見よりも多くの空手経験者からのアドバイスが
集まったら、空手道場に入門しようとしている人たちに
ある種の指針みたいなものが与えられるのではないかと思いました。

あなたの考える空手道場選びのポイントを
教えてください。

まずは、私、そうたろう空手道場選びのポイントをかいておきましょうか。


<そうたろうの空手道場選びのポイント>

僕はポイントを3つにまとめました。
1、試合にでるのかでないのかはっきりさせておく。
2、どんなスタイルの試合に出場したいかを明確にする。
3、道場の環境、雰囲気、指導員、道場生をよくみる。


1、試合にでるのかでないのかはっきりさせておく。
まずはあなたは選手として活躍したいでしょうか?
それとも、試合はいいから、型稽古を中心とした空手がやりたいでしょうか?
ここを明確にしたほうがいいです。

もし、試合にバンバン出場して、選手として活躍したいのなら、
試合に出場する選手が多く稽古しているかどうかチェックしてほしいです。

稽古風景をみてもわかると思いますし、わからないのであれば、見学後に
指導員に聞いてみるといいでしょう。

やっぱり、試合に出場するからには、練習相手がいないと厳しいです。

ライバルの存在は上達の早道ですし。

2、どんなスタイルの試合に出場したいかを明確にする。

フルコンタクト空手と一口にいっても、
顔面ありとなしがあります。

極真会館や正道会館、白蓮会館、佐藤塾、円心会館などは、顔面パンチがありません。
顔を蹴るのはありですけどね。

新空手はグローブをつけた顔面パンチありルールですし、
大道塾のように、マスク(ヘッドギア)をつけて、手にはサポーターをつけて、
顔面パンチ、そして、グラウンドありといったルールもあります。

自分がどのルールで闘いたいかを決めてください。

これで、かなり道場が絞れるのではないかと思うのですが。

3、道場の環境、雰囲気、指導員、道場生をよくみる

稽古時間は、通える時間帯か。道場までは近いか遠いか。
道場の雰囲気は明るいか。指導員、道場生はまともか。
指導員、黒帯はやたらと怒鳴り散らしていないか。
黒帯はいるか。

指導員は黒帯か。
色帯が指導する道場があったりして驚くことがあります。

指導員については、書き出すとキリがないんですが、
素人目にみても技がキレてるかどうか、
すごい!と思わせる突き蹴りをだしているかどうか。

このあたりをチェックしてみてください。

指導員については、またまとめて記事を書こうと思います。
書き出すと長くなりそうなんで。

ぜひ、「この道場に入門してみんなと汗をかいてみたい」と思わせる
雰囲気を持っていたらOKなんじゃないでしょうか。

僕なりに、道場選びの3つのポイントを考えてみました。

あなたの道場選びのポイントを
おしえていただけませんか。

コメントお待ちしております。
タグ:道場 空手
posted by そうたろう at 21:41| Comment(10) | 空手 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年02月18日

合気道は健康の役に立たない?◆フルコンタクト空手家、合気道を学ぶ

先日、合気道の師範方と
ゆっくりとおはなしをする機会があったんです。

いずれも合気道歴35年とか40年という
高名な師範たちです。

ある師範が、
「合気道の稽古をしても汗をかかない」と
おっしゃっていたんです。

どういうことですか?と詳しく聞いていくと、

「合気道は突き詰めると、筋力を全く使わない。
だから疲れない。」

「合気道の稽古で一番疲れるのは、
合気体操(準備運動)だね」

「もちろん、受けを取るときには、
汗をかくよ」

という意味のことをにこやかに語るのです。

うーん、びっくりしました。

合気道は突き詰めると、汗をかかない。

そういえば、心道流空手道の宇城憲治先生も
同様のことをおっしゃっていた、と聞いたことがあります。

「最近、運動不足だ」っていっていたらしいですよ。
指導や稽古はしているのに、です。

達人の世界ってスゴイですね。

健康な体を維持するためには、
新鮮な水と酸素を体に取り入れ、
適度な汗と筋肉に負荷をかけることが必要です。

でも、合気道は、達人になると筋肉に
負荷がかかりません。

当然、汗をかかない。

そうすると健康法としては
成り立たないのではないですかね。

もちろん、自由技(空手でいう約束組手?)を取り入れることで
汗をかくし、息も上がりますから、
運動不足は解決はできますけど。

空手の稽古で汗だくになって、
ヘトヘトになることに慣れている僕は、
合気道に物足りなさを感じることがあります。

技術体系がまったく違うので、
当然といえば当然なのですが。

達人の境地って
どんなもんなんでしょうね。

達人の域に達してみたいものです。

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posted by そうたろう at 06:43| Comment(4) | 空手 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年02月15日

空手って普及しましたよね★フルコンタクト空手家、合気道を学ぶ

あなたの通う道場は家から近いですか?
遠いですか?

ちなみに
僕の空手道場は遠いのですが、
合気道は自転車で通える範囲内です。

それにしても、
僕が少年だった30年前って、
空手の道場って皆無でした。

剣道が近くの体育館で
やっていたくらいです。

柔道はなかったです。

現在、僕が住んでいるあたりでは、
空手道場が徒歩圏内で3つもあります。

2つが伝統派で1つがフルコンタクトです。

先日、小学校で、
120人くらいの子どもたちを前に
話をする機会があったんです。

そこで僕、聞いてみたんですよ。

「この中で空手を習っている人、いますか?」

そしたら、20人くらい手を挙げてびっくりしました。
僕が少年時代には考えられなかったことです。

僕は、小学校の頃にジャッキー・チェンの
『ヤングマスター』を見て、ジャッキーの大ファンになり、
武道、武術に興味を持ちました。

本当はカンフーをやりたかったんですけど、
カンフーを習えるところなんてなかったんで、
フルコンタクト空手の世界に入ったのです。

近所にはなかったんで、自転車で30分くらいかけて
空手の道場に通ってました。

それが現在では徒歩圏内に3つも
空手道場があるんですよ。

空手って普及したんだなぁ。
いい時代になりましたよね。

親が子どもに習わせたい習い事に
空手が上位ランキングされているとききます。

実際、小学生の娘の友人たちも
空手を習っているという子がたくさんいます。

僕もよく相談をうけるんですよ。
どこの道場がいいですか?って。

僕のように長年、空手の世界に
携わってくると、空手の世界のいい面も
悪い面もわかりますからね。

空手を安易に勧める気にはならないんですよ。

やっぱり、柔道、剣道のように
昇級、昇段システムが統一されていないし、

指導者の質もピンキリですからね。

特に、空手の世界って
ヤンキー上がりみたいな
勘違いした奴もいますし。

星の数ほどある空手の流派。

そしてばらつきのある指導者のレベル。

このあたりが、
柔道、剣道に劣る部分です。

星の数ほど流派の数があるのは、
考えようによっては良いことだと思います。

やり方は様々なので、自分の体格や性格に合った
道場を選べばいいわけですから。

いくら20年前よりも普及したとはいえ、
社会的にしっかりと認められるには、
空手は、まだまだ時間がかかりそうです。
タグ:空手 合気道
posted by そうたろう at 17:31| Comment(8) | 空手 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年02月02日

星一徹気取りのお父さん◆フルコンタクト空手家、合気道を学ぶ

僕が、毎朝、近所の公園で自主トレをしていることは以前、
このブログで書きました。

僕がトレーニングしている横で、
ある親子を目にすることがあります。

キャッチボールをやっているのです。

早朝から、親子でキャッチボールをするのは
いいのですが、

このお父さん、朝から怒鳴ってうるさいのです。

「やる気がないなら帰れ!」とかいって
小学校低学年くらいの息子さんが泣きべそをかくことも
たまにあるんです。

まるで、劇画『巨人の星』の星一徹気取りというか…。

そのくせお父さんの動きを見ているとそれほど
野球は上手そうではない。

僕は、自分の稽古に集中しているのですが
やっぱり怒鳴り声は耳に入ります。

「野球が嫌いにならないといいのだけれど…」と
僕は考えてしまうのです。

朝から怒鳴られたら、息子さんは一日が
いやーな気分になるんじゃないでしょうか。

しかもそんな怒鳴るくらいなら、
早朝からキャッチボールなんてやらなければいい。

イチローのような野球選手を育てたいんですかね。

イチローはまるでお父さん(チチロー)が育て上げたと勘違いする人も
多いみたいですけど、

実際は、イチロー自身がやりたくてやっていただけで、
お父さんはサポートしていただけなんですよね。

あの公園で怒鳴りつけてるお父さんは
おそらく僕と同世代でしょう。

まだまだ体は動くはず。

息子を怒鳴って指導する前に
自分がもっと上達しろよ、と思います。

親が野球に打ち込む姿を見れば
おのずと子どもは野球に興味を持つと思うのです。

多分、あのお父さんは、息子を早朝から指導している
自分に酔いしれているのでしょう。

「いやー、朝からがんばっちゃってるな、俺」、みたいな。

僕自身も二人の娘の親ですけど、
空手、合気道は特に教えるつもりはありません。

僕が空手などの各種武道の鍛錬に励む
後ろ姿をみて、何かを学んでもらいたいと思います。

実際、上の娘は、合気道には興味があるようです。

おそらく、いつか習うことがあるでしょう。

教えてくれといわれれば少しは教えますが、
道場に行かせます。

身の回りの親たちを見ていて思うのですが、
自分はまったく努力してないくせに、
子どもに多くのものを求めている。

向上心をもってワクワクしながら取り組む姿を見せれば、
「お父さんのようになりたい」って思われるんじゃないでしょうか。

それが最高の教育なんではないですかね。

空手でも合気道でも本当にスゴイ人って、
あれこれうるさいことを言わずに、

後姿や行動で示してくれていました。

ぶっ倒れるまでキックミットを連続で蹴りつづける姿、
試合場で有名選手を相手に奮闘する先輩たちの姿に、
「あんな風になりたい」と僕ら後輩は思ったものです。

我々武道家は、行動や後ろ姿で、
子どもたちや後輩、道場生たちの魂を
揺さぶるべきではないでしょうか。
タグ:空手 合気道
posted by そうたろう at 08:00| Comment(0) | 空手 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月25日

そんなにマジになるなよ◆ハッスルVSK−1◆フルコンタクト空手家、合気道を学ぶ

今日の話は肩肘張らずに
気楽に読み飛ばしてくださいね。

年末のDynamite!!をみてあれこれ考えさせられたんで、
おおみそかネタばっかりで申し訳ないんですが、
お付き合いください(笑)。

おおみそかなんてはるか昔のような気がしますねー。

さて、
Dynamite!!をやっているときでしたけど、
12チャンネルで、プロレスのハッスルを
やっていたのをごらんになった方はいませんか?

僕がふと、チャンネルを変えたら、
泰葉VSアン・ジョー司令長官が対決していました。

ハッスルは、アメリカンプロレスを
日本流に輸入したものなんだろうと思いますが、

あそこまで開き直って、プロレスを演じてくれると、
観ているこちらも気持ちがいい。

しばらくハッスルを楽しんだ後、
Dynamite!!に戻ったのですが、

総合格闘技やK−1ルールの試合をみて
「オイオイ、そんなにマジになるなよ」と
ツッコミを入れたくなりました。

Dynamite!!もいいけど、
ハッスルも捨てたもんじゃないゾ
と感じたのでした。

ハッスルは「ファイティングオペラ」なんですもんね。

この開き直りぶりもいいな(笑)。

ハッスルみたいなプロレスも
ありですよね。

曙も活躍してるみたいですし。

ボノちゃんの活躍の場ができてよかったですね。

曙は、K−1でボコボコでしたけど、
あの見事なまでのやられっぷりがあったからこそ、

ファンが暖かい目でボノちゃんを見守ってくれている
んですよね、きっと。

いきなり大相撲からハッスルに行っていたら
ファンからそっぽを向かれていたと思うんですよ。

リアルファイトもいいですが、
おちゃらけたファイトもたまには
いいもんですね。
posted by そうたろう at 07:00| Comment(0) | 空手 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月20日

総合格闘技をはじめて観たときの衝撃◆フルコンタクト空手家、合気道を学ぶ

総合格闘技の試合をみるたびに
総合格闘技がはじまった頃のことを
思い出してしまいます。

あなたにはありませんでしたか?
総合格闘技をはじめて観たときの衝撃。

それまでは、僕らフルコンタクト空手が
地上最強だと確信していました。

俺たちは世の中で一番ハードな格闘技をやっているという自負を
持っていたのです。

おそらくほとんどのフルコンタクト空手家たちが
そう思っていたはず。

柔道やレスリングなどと対決したって、
俺たちには、突き、蹴りという飛び道具がある。

つかまれる前に、KOだ、と本気で思っていました。

今となっては、笑い話ですけど(笑)。

おそらく、こういった幻想は、大山倍達館長の影響に
よるものですし、

「空手バカ一代」をはじめとする漫画や
「地上最強の空手」、「最強最後の空手」。「キョクシン」などの
映画に洗脳されていたのでしょう。

大山倍達館長自体が、大ボラ吹きだったわけですもんね。
詳細は『大山倍達正伝』をご覧ください。

総合格闘技の試合を観て、
倒れた相手に対して、ボカスカ殴る姿は
ビックリでした。

僕の空手の師匠は

「倒れた相手を殴りつけるなんて、信じられない。
普通は周りがとめるもんだ」とか

「馬乗りになって殴るのは武道家らしくない」と
いっていたほどです。

松井章圭極真会館館長は
「突きと蹴りだけでも我々は苦労しているのに
投げや寝技まで手を広げることは無理がある」

みたいなことをいっていた記憶があります。

でも、
ヒクソン・グレイシーや
ホイス・グレイシーは、ずば抜けて強かったのは
疑いようのない事実でした。

大道塾の市原海樹選手が、ホイスに負けた試合など
ショックでした。ローキックを軽く放った瞬間にグラウンドに
持ち込まれて…。

その後、正道会館の佐竹選手が
紆余曲折の末に、総合格闘技に行きました。

空手の世界では、敵なしだった
佐竹選手が総合格闘技では思うように
勝てず、柔道の吉田選手にも負けてしまいました。

佐竹選手の全盛期を知っていて、
その強さを目の当たりにしていただけにショックでした。

空手最強幻想は、
僕の中でガラガラと音をたてて
崩れました。

多くのフルコンタクト空手家がそうだった
はずです。

その後、数々の総合格闘技の試合を観て、
総合格闘技自体もしょせんはルールのある
試合であって、実戦ではないことがわかりました。

ストリートファイトだったら、
寝技の攻防でもつれ合っている間に、
ほかの敵からポカリとやられたらおしまいです。

バーリトゥード(何でもアリ)という試合自体、
ブラジルの男同士の決闘に基づくルールであるらしいですから。

確かに過激ですけど、
しょせんはルールのある闘いだと気づかされました。

最強の格闘技など存在しないんです。

自分の信じる道を進み、
心技体を鍛えていけばよいのです。

総合格闘技…
いつかチャレンジしてみたいです。

総合格闘技を観るたびに
はじめて観たときの衝撃を思い出してしまうのでした。
posted by そうたろう at 05:40| Comment(2) | 空手 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月15日

武田よ、もう闘うな 武田幸三VS川尻達也戦の感想◆フルコンタクト空手家、合気道を学ぶ

おおみそかの格闘技番組、ダイナマイトはいかがでしたか?

いろいろ語りたいことはあるのですが、
武田幸三VS川尻達也戦で感じたことをいくつか
書こうと思います。

川尻選手の前へ、前へ出る姿勢は、勝利して当然だと思いますし、
元ラジャダムナンスタジアムのムエタイチャンピオンを撃破したのですから、
狂喜乱舞したのもうなずけます。

左右のフック、そして飛び膝蹴りも迫力満点でした。

すごい男です、川尻選手は。

それよりも、僕は武田選手が気になりました。

僕は、いままでそれほどキックの試合というのは数えるほどしか
観たことがありませんでした。

後楽園ホールでキックの試合を1回みたことが
あるだけでした。

しかし、K-1 WORLD MAX 2003 で、圧倒的なローキックの破壊力で
勝ち上がる武田選手は、衝撃的でした。

あんなパワフルなローキックを蹴ることのできる選手は
空手界にどれほどいますかね。

かつての黒澤浩樹選手にも劣らぬ
威力ですよ、きっと。

あの頃の武田選手の戦いぶりを観ているだけに、
ここ数年の腰が引けたような構えは、なんだか不安でした。

片目が見えない状態で、闘っていたというのは、
彼の著書で知りました。

今回の川尻選手との試合では、
武田選手はパンチドランカーなのではないかと
感じたのです。

反応が一瞬遅い気がするのです。

武田選手は、殺るか殺られるかという
KO決着で人気のある選手です。

相手をKOするのはもちろんですが、
武田選手がKOされることも多い。

しかも壮絶なKO負けをしますよね。

あんな試合を続けていたら、
絶対パンチドランカーになりますよ。

少し前のキックの選手で
立嶋篤史選手がいました。

覚えていらっしゃる方いらっしゃいませんか?

やっぱり、激しい試合をする選手で、
一時期、キック界のエースでした。

その立嶋選手も、おそらくパンチドランカーの症状が
出たのだと思います。

はるかに格下の選手にKO負けが続いて
その後、みかけなくなりました。

立嶋選手はその後どうしているのでしょうか?
心配です。

やっぱりボクシングやキックボクシングなど
グローブをつけて顔面を殴りあう競技は、
脳を揺さぶりますからね、やっぱり、
脳を損傷してしまうんですよ。

男芸者と割り切って、身を切るようにして
闘う武田選手の姿に、たくさんのファンがいるようですが、

ファンなんて、勝手なもんで、
勝てなくなったら、「ハイおしまい」なんです。

その後の選手の人生なんて
だれも考えちゃいないんですよ。

武田選手は、日本の、タイの、いや
世界の格闘技の歴史に名を残す選手であることは
間違いないでしょう。

もう十分、勇気と感動を武田選手から
もらいました。

肉体もボロボロなはずです。

今後は、選手を育てるのも良し、
新たな道に進むのも良し。

武田選手には、美しい奥さんと
かわいいお子さんが
いらっしゃる様子でした。

ご家族を大事にしてほしい。

パンチドランカー現象で苦しむ姿を見たくないし、
最悪の場合、介護が必要な状態になるかもしれない。

介護で苦労する家族の姿もみたくないです。

幸い、僕は、極真ルールで闘って来たので
ハイキックで技ありを取られ記憶が飛んだことはありますが、
パンチドランカーになることはありませんでした。

選手を10年やってきたんで、
僕は格闘技の試合を純粋に観客として楽しめないんです。

どうしても選手としての立場からみてしまう。

格闘技でがんばってきた選手には、
引退後も輝いてもらいたいんです。

だって、チャンピオンになれるだけの
体力と、根性と、頭脳があれば、
何をやってもそこそこのレベルに
いかれると思うんです。

空手やキックという狭いジャンルだけではなく、
人生の勝利者、成功者になってもらいたいんです。

文武両道。カッコいいじゃないですか。

武田選手の壮絶なKOシーンをみて
こんな気持ちになってしまったのは
僕だけでしょうか。
posted by そうたろう at 07:00| Comment(14) | 空手 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月09日

若いうちは筋肉がものをいう

若い中高生の男の子に
「強くなりたいんですけど、どうしたらいいですか」と
質問されたら、あなただったら、どう答えるでしょうか?

今の僕だったら、

「野球でも、サッカーでも
好きなスポーツをしっかりやってごらん。

身長が止まったら、ウエイトトレーニングで
筋肉をガッチリつけなさい。

余裕があったら、
空手をはじめ武道をやってみることをおすすめするよ。

あっ、合気道は今はやらなくていいからね(笑)」

と答えるでしょう。合気道の件は、本気です。
若いうちにはやらなくていい。

僕自身の体験ですが、
高校の頃からみようみまねで、
自宅の庭に小遣いを貯めて買った
バーベルで、ラガーマンの兄貴と競争して
思い重量を持ち上げてました。

重さが物足りなくなってくると
ホームセンターに行って
プレートを買い足すんです。

自分の体重と同じ重量をベンチプレスで上げられたときの
感動は今も覚えています。

大学に入って、本格的にウエイトトレーニングをはじめました。

1日5食以上食べてました。

道場に通い、暇な時間は大学のトレーニングルームに入り浸って
せっせとバーベルを上げたり、
大学の裏山の坂道をひたすら駆け上がったりして心肺機能を鍛えてました。

おかげで、60キロしかなかった体重が
70キロを越え、最終的には、76キロにまでなりました。
※ちなみに身長は170センチしかありません。

高校時代はやせっぽちでしたが、
大学の頃は、誰からも

「なにかスポーツをやっているんですか?」

とか
「いいガタイしてますね」

とか、
「Tシャツとジーンズが似合う男」と言われたりして、
得意になってピチピチのTシャツを着て
大学構内を闊歩してました。

中学、高校の頃は、華奢だったので、
自分に全く自信が持てないでいたのですが、

筋肉がついてからは、心も体も自信がつきました。

大学の頃から20代の頃は、怖いもの知らずで、
自信満々で生きていました。

現在も当時の体格かそれ以上の状態をキープしてますので、
今も、肉体自慢ですが(笑)、

体に自信があると心にも自信がでてくるのですね。

僕は、若い道場生たちにも
「筋肉をつけると人生変わるぞ」といっているんですが、
なかなか実行に移してくれる子がいない。

本当に変わるんだけどなぁ(笑)。

あなたにもそんな経験ありませんか?

筋肉をつけると人生ってかわりますよね、ゼッタイ。

今の僕は、筋力を超えた力を求めているのですが、
若い人には、ガッチリと筋肉をつけてもらいたいですね。
タグ:空手 合気道
posted by そうたろう at 06:50| Comment(6) | 空手 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月06日

武道家よ、心もふところも豊かであれ

多くの武道指導者の経済状況は普通か、貧乏だと思います。

唐突にお金の話ですいません。

なかなか書きたくて遠慮して書かないでいたのですが、
思い切って書くことにしました。

武道界の活性化を願って、です。

若い人たちからあこがれの存在でないと、
誰も武道の指導者になろうと考えないでしょう。

ここでの、武道というのは、
大まかにいって、空手、合気道、
などです。

柔道、剣道などのメジャーな武道は除きます。

さて、
僕の身の回りの武道、武術の指導者って
みんな貧乏なんですよ。

僕の空手の師匠はちっぽけでオンボロで
築年数ウン十年で
しかもたった二間の借家住まいです。

道場経営のために随分と借金も抱えているそうです。

師匠の側近の先輩によれば、
一度道場を手放してやり直したほうがいい、
とまでいってました。

相当ヒドイ経営状況らしいです。

全日本チャンピオンになった
ある先輩は、昼間は宅配便のアルバイトで
夜は指導、という生活でした。

もちろん妻子ある人です。

もう一人の全日本で活躍していた先輩は、
指導員の給料だけでは、ろくに飯が食べられなくて、
僕が、給料日ごとにステーキをご馳走してました。

普段は、キムチの白菜漬けに白米だけだ、という
話を聞いてぶったまげました。

あなたの周りもそうなんじゃないですか?
武道専任の指導者はみんな生活が苦しいはずです。

一流の武道家は、精神的にも、肉体的にも、
資産的にも豊かであるべきです。

高級外車に乗って贅沢しろとはいいません。

別荘を持ったり、ヨットを持てとはいいません。

でも、アルバイトをして食いつなぎながら、
指導員をやるのは、やめてもらいたいなと思います。

「武士は食わねど高楊枝」なんて言葉があるように、
武道家は清貧であることが美徳とされている風潮があります。

でも、誇り高い武道家なのであれば、
本業でしっかりと稼いでほしいです。

柔道や剣道は、警察や高校の先生になれば
やっていけるシステムがあります。

でも、フルコンタクト空手や合気道では、無理なんですよね。

武道、武術の合理的な考え方をすれば、
道場経営でも資産形成でも人間関係でも成功できるはずなんです。

僕は道場経営をやったことがないので、
大きなことは言えないのですが、
彼らは決して頭が悪いわけではないし、

うまくやれるだけの能力はあると思うのです。

今後の空手、合気道界のためにも
指導員は豊かであって欲しいです。

僕は、道場経営は、やっぱりビジネスだと思うんですね。

会社勤めをしながら余暇で教えるのならまだ良いのですが、

職業として道場経営をする人は、
絶対マーケティングを勉強しないといけないと思うんですね。

世の中、需要と供給でできているんですよ。

道場生のことを顧客とまでは言いませんが、

道場生や親御さんのニーズをきちんとつかみ、

ほかの道場ときちんと差別化を図る。

試合に出るからには、きちんとした指導を施し
道場生を勝たせる、優勝させる。

ブランディングだって必要でしょう。

空手専門の指導員が本業だけで食べていかれる
いいアイデアありませんかね。

これからの武道界のためにも
知恵をしぼっていきたいと思います。
タグ:合気道 空手
posted by そうたろう at 18:22| Comment(3) | 空手 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年12月20日

三戦(サンチン)の型を続けていて感じたこと★フルコンタクト空手家、合気道を学ぶ

ここ1年ほど、三戦(サンチン)の型を集中的にやっています。

かかりつけの接骨院の先生から、

「そうたろうさん、三戦の型だけはしっかりやっときなよ」

とアドバイスされて以来取り組んでいます。

接骨院の先生は、
柳生新陰流剣術と大東流合気柔術、中国拳法の達人なんです。

そのほか、空手や柔道、各種武道も研究している人です。

どうして三戦なのかは詳しく教えてもらっていないんですけど、
達人からのアドバイスなんで素直にしたがっているんです。

多くのフルコン空手家は
型をそれほどやってきていないと思いますし、

僕もご多分にもれず、
型はヘタクソなんですけど、
続けているといろいろな
気づきがありますね。

三戦の型をやっていて
三戦立ちという立ち方って
奥が深いなあと痛感しています。

ご存知だと思いますが、
三戦立ちというのは、
内股にして、両足を八の字にして立つ立ち方です。

入門当初は、
なんてヘンテコなたち方をするんだ?
と不思議に思ったものです。

でも、この三戦立ちって、
身体意識を高めるにはもってこいの
立ち方なのではないでしょうか。

合気道では、仙骨を立てろ、とよく言われるんですが、
三戦立ちって、仙骨が立った姿勢なんです。

あっ、仙骨を立てるというのはどういう意味かわかりますか?

通常、人間の背骨は横から見るとS字のカーブを描いているものですが、
このS字を頭のてっぺんから骨盤まで、一直線にする姿勢です。

三戦立ちで立つと、
腸腰筋、大臀筋、腹筋で骨盤が固定されるのが
最近体感できてきたのです。

かなり安定した立ち方ですね。

腸腰筋、大臀筋、腹筋で骨盤が安定した状態を意識できると、
組手や実戦の時の構えに安定感がでるんじゃないでしょうか。

三戦の型の収穫はほかにもあります。

呼吸法を伴って、型を練るので、
酸素が大量に体内に取り込まれ、
健康法としてもかなり優れていますね。

それと、三戦立ちの脇と肘の締めは、
合気道の基本技、合気上げとか呼吸法に
そのまま応用できます。

一人で黙々とやっているんで、
まだ、多くの気づきはないのですが、
これからも発見があったら、また、このブログで
書いてみようと思います。

型稽古で身体意識を高めましょう。
posted by そうたろう at 07:19| Comment(0) | TrackBack(0) | 空手 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年12月17日

合気道家も基礎体力をつけておくべき★怪我防止のために

古武術や、合気道の世界では、筋トレに対しては批判的です。

宇城憲治先生の師匠の座波先生は
ランニングすら禁止していたそうです。

でも、僕は、あえて、古武術、合気道でも
筋トレは不可欠だと考えます。

筋トレといっても、
体をでかくするウエイトトレーニングではなくてもいいです。

空手時代から一環して、
僕は筋トレは怪我防止のためと割り切って
やってきました。

僕はベンチプレスで110キロ上げたからといって
パンチ力が上がったとは思っていませんでした。

スクワットで180キロ上げられるから、
蹴りが強いとは思いませんでした。

筋力と技の威力は別物だと考えてやってきました。

むしろ、自分の出した強いパンチ、強いキックに
自分の体が衝撃に耐えられる体を作ってきたのです。

ですから、僕はフルコンタクト空手の試合を10年やってきましたが、
肋骨を2回、胸骨を1回折った以外は、怪我らしい怪我はありませんでした。

もちろん小さな腰痛や膝痛はありましたけど…。

肉体と肉体がぶつかり合う空手で
大きなケガもなくすごすことができたのは

しっかりとウエイトトレーニングを行い
筋力をつけてきたからです。

筋力と技の威力は別物という考えは、
僕の空手の師匠、先輩からは理解してもらえませんでした。

そんなわけねえだろ、といわれてきました。

しかし、以前、極真会の成嶋竜選手が、
雑誌のインタビューで僕と同様に
「ウエイトは怪我防止のため」といっていて、
うれしかったことを覚えています。

合気道の仲間たちは、
やっぱり筋トレをしていないので、怪我が多いです。

年齢のせいもあるでしょうが、
僕のみるところ完全に筋力不足で、関節や腰などが弱いのです。

これってどうなんでしょう?

肉体を駆使する
武道家として、情けなくないですか?

初歩的な力学の法則をしっていればわかることだと思いますが、
自分の出した技の威力は、自分にそのまま帰ってくるんですね。

ですから、技の威力がある人ほど、
しっかり自分の技の威力を受け止めるだけの体力が必要なのです。

どんな技でも筋力に頼ってはいけません。

でも、自分の出した技の威力に耐えられるだけの筋力は
備えておかなければいけないのです。

合気道家もしっかりと
基礎体力はつけておかなければいけないのでは
ないでしょうか。
posted by そうたろう at 06:00| Comment(5) | 空手 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年12月10日

技術をわかりやすく体系化して伝えることの難しさ★フルコンタクト空手家、合気道を学ぶ

技術や情報をわかりやすく体系化して伝えるって、
とってもむずかしいことだと思いませんか?

最近、ビジネス書を読みまくったりしているんですが、
欧米のビジネス理論って、
すごく科学的で体系化されていて、わかりやすいんです。

僕は、本業が書店員なので、本には結構、うるさいんですよ(笑)。

欧米って、ノウハウをマニュアル化したり、
体系化するのがすごく上手だとおもいませんか?

一方、日本、とりわけ武道の世界って、
マニュアル化、体系化がうまくないなと思います。

確かに、武術は体の大きさなどが影響しますし、
ある意味やむをえない点でもありますが。

さて、
僕が、このことを意識したのは、
正道会館が常勝軍団として活躍していたころですから、
かれこれ、十数年前です。

佐竹選手、柳沢選手、角田選手らが、
他流派の大会に出場して大活躍していた頃のことです。

あの頃の正道会館勢って、ホント強かったですよね。

覚えている方、いらっしゃいませんか?

極真や佐藤塾、白蓮会館の全日本大会で
上位独占なんてこともあったように記憶しています。

当時、各流派の地方大会に出場すると、
正道会館の闘い方をモロまねしている選手が
とっても多かったです。

技術にも流行というものがあると思うんですが、
当時は、誰もが、正道会館流の闘い方をしていました。

石井元館長が、レバー打ちに注目し、
ミドルキックを中心に攻撃を組み立てていました。

当時は、石井元館長の理論が、実にわかりやすく、
なんて頭の良い人なのだろうと関心しました。

武道の世界には珍しく、
技術を体系だてて伝えることが
上手だったのだろうと思います。

石井元館長のほかに、体系だてることが上手だったと思うのが、
芦原会館の故芦原英幸館長と、極真会館城西支部長の山田雅稔先生ですね。

石井元館長は、芦原館長の元弟子ですから、
芦原館長の薫陶を受けたせいでしょう。

長年、フルコンタクト空手にかかわってきた僕の経験からいっても、
正道会館、芦原会館、極真城西支部のメソッドはすばらしいと思います。

センスや才能に関係なく、
きちんとメソッドに沿って練習をすれば、
それなりの成果をあげられる技術体系だと思うのです。

もちろん長年続けていけば、
大きい選手と闘うには限界があり壁にぶち当たると思うんですが、
新人戦や地方大会で上位入賞するには十分すぎる技術体系でしょう。

どうして、芦原館長、山田雅俊先生、石井元館長は、
体系化するのに長けていたのでしょう。

頭がいいといってしまえばそれまでなのですが、
視点が独特なんだと思いますね。

視点が独特、といってもわかりにくいので、もっと噛み砕いてみますと、

1、技術を俯瞰(ふかん)できているというか、全体を見る目をもっている

2、そして、真逆の発想というか、さまざまな角度からモノをみることができる人である

3、たとえるのが上手である

ということなんではないかと思います。

正道会館の稽古体系って、
組手(もしくはスパーリング)からはじまるというのは有名ですよね。

スパーリングをやって、
フックが苦手、とか左のハイキックがダメとか、
顔面ガードが下がるといった問題点をあぶり出し、
その問題点を技術練習やミット打ちでつぶしていく、というやり方です。

それまでの多くの道場が、
基本稽古→移動稽古→型→組手という順番で進めていくのを
真逆のやり方で、やっていくというわけです。

このやり方って、成功哲学とかビジネスの目標達成法そのままですよね。

結果から逆算しろ、とか会社の研修で習ったりしませんでしたか?

石井元館長は、
ビジネスの発想をそのまま空手に
当てはめたんじゃないかと思っています。

そして、選手たちが数々の試合に出場し、
ノウハウを蓄積し、体系化させたのが
正道会館の稽古体系なのでしょう。

合気道や古武術の技術を
誰にでもわかる言葉で説明できないものでしょうか。

甲野善紀先生や宇城憲治先生が、多くの技術書を出し、
テレビ出演などしてわかりやすく説明してくれていますが、

断片的ですし、すぐにはできないものばかりです。

どうしたら技術をわかりやすくまとめ伝えることができるのでしょうか。

これからの僕の課題ですね。
タグ:空手 合気道
posted by そうたろう at 06:49| Comment(6) | TrackBack(0) | 空手 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする