goshinbanner.bmp


2008年04月10日

ボクシングってやっぱりスゴイ★和魂洋才のススメ

合気道をはじめてはや7年たちました。

今までフルコンタクト空手の世界しか知らない僕にとって
合気道や古武術の世界は、真逆の発想をする異世界でした。

具体的にいますと、
スポーツ科学の要素が多いのが
フルコンタクト空手だと思うのです。

パンチや蹴りを強化したければ、
ウエイトトレーニングで、肩や広背筋といったヒットマッスルを
鍛えればよい、とか

3分間戦い続けるために、走りこみ、インターバルトレーニングや
キックミットを散々蹴って息を上げ、呼吸器官を鍛え上げるという発想の仕方です。

弱いところを強化する、という考え方です。
なんだか、病気を治すときの、対処療法という言葉を思い出します。
咳がでたら咳止めを飲み、頭痛がすれば頭痛薬を飲む…という治療法です。

合気道や古武術はこの逆の発想をします。

非力なものが大きな相手を効率よく倒す方法を考えるわけです。

てこの原理を使ったり、重力を使って、体そのものの重さを相手にぶつけ
る。

つまり、今、持っているものをどう有効活用するかという風に考えるのです。

これって、なんだか西洋医学と東洋医学の発想の仕方ににていませんか?

東洋の武術ってなんてすばらしいのでしょう!

でも東洋の武術だけがすぐれているのではない、ということを
痛感させられた出来事がありましたので、
紹介させていただきます。

合気道の道場に
大学時代体育会ボクシング部で鳴らした先輩がいます。

その先輩にボクシングのパンチを
少しだけ教えてもらいました。

以前からボクシングのパンチ技術は
スゴイと聞かれていましたが、
緻密に組み立てられた技術は
やっぱり学ぶべき点がたくさんありました。

まず、ノーモーションでパンチを出すことの重要性を
教わりました。

自分ではノーモーションのつもりなのですが
微妙に肩が動いてしまい、先輩に指摘されっぱなしでした。

僕も空手を長年やってきていますし、
実際にパンチでKOしたことも多数あります。

でも、ボクシング経験者からすると
僕のパンチは
ぜんぜんなっていないパンチなんだそうです。

パンチを出すときに微妙に肩が動くので
パンチがくるのがわかるんだそうです。

ボクシングは歴史がありますし、
顔面をたたく技術はピカイチだと僕は認めます。

スポーツだからとバカにはできない技術体系をもっているんだなと
痛感しました。

そりゃそうですよね。

ボクシング人口は世界的に見たらものすごく多いし、
プロ化されていて、世界中の人たちがしのぎを削っている。

その点、空手はプロ化されているわけではないし、
競技人口だって、ボクシングに比べたら絶対に少ない。

いろいろとボクシングというスポーツについて
考えさせられた出来事でした。

最近は、西洋の科学的なトレーニングを
軽視していたのですが、よいものは西洋のものでも
東洋のものでも積極的に取り入れいていく、という
和魂洋才の考え方が大事なのではないでしょうか。
posted by そうたろう at 21:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 合気道からの気づき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年04月03日

武道とラグビー★武士道精神と騎士道精神

以前、このブログで『合気道とラグビーを貫くもの』という本を紹介しました。

対談形式ですし、肩肘張らずに読めますし、新書なんで値段も安い。もしも買うのを躊躇されているんであれば、図書館で借りて読んでみてくださいね。

さて、
実は、僕、ラグビーが結構好きなんです。

マニアというほどではないのですが、テレビで中継をやっていたりするとつい観てしまいます。

僕の1歳上の兄貴がラガーマンでもあり、学生時代から、自然とラグビーの試合を観たり、テレビを観る機会に恵まれていたためだと思います。

また、テレビドラマで『スクールウォーズ』をリアルタイムで見ていた世代でもありますし、Jリーグ発足以前で、慶応大学や早稲田大学や明治大学のラグビーが注目されていた時期でもあります。

どうして、僕はラグビーに心惹かれるのだろうと先日考えてみたのですが、

武士道精神と騎士道精神に相通ずるものがあり共感できるからではないかな、と思いました。

武道をやっている方なら分かると思いますが、武道の世界って喜怒哀楽の感情を表に出すなといわれます。

一方、ラグビーも紳士のスポーツといわれ、上流階級がたしなんでいたスポーツです。

ラグビーの試合をみていても、負傷した選手が、やかんの水をかけられただけで立ち上がるシーンをみたことがあると思います。

間違ってもJリーガーのように、ちょっと転んだだけで、のた打ち回ったりはしていません(笑)。

恐らく、ラグビーの根底にも騎士道精神が生きているのだと思います。

騎士道精神、武士道精神に貫かれているのは、「やせがまん」だと思うのです。

本当は痛い、でも、誇り高い戦士たるもの痛がらない。常に心の平静を保つのです。

騎士道精神、武士道精神を深く研究したわけではないので、詳細はわからないのですが、

ラグビーを観ていて共感できるのは、根底にある考え方なのではないかと思ったのでした。

あなたはラグビーをみてどのような印象をもっていますか。
ラベル:武士道 騎士道
posted by そうたろう at 06:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 合気道からの気づき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年03月29日

筋肉のつかないウェイトトレーニングはいかがですか?

筋肉がつかないウエイトトレーニング法があるのですが、
やりませんか?

と聞かれたら、多くの人は、
「バカなこというな。筋肉をつけるためにウエイトをやるんだろ!」と
ツッコミを入れられそうです。

でも、これ冗談でもなく、僕は、本気でいっているのです。

武術の達人を目指すのなら、「筋肉がつかないウエイトトレーニング」をやるべきなのです。

意味がわからないと思うので、順を追って説明していきますね。

武術のコツは「重いものを軽く持つ」ことです。

つまり、いかに力に頼らずに相手を倒すか、です。

力に頼っていると、結局自分よりも力のある人と対戦すると負けます。

でも、力に頼らなければ、力のある人と戦っても、勝つことができるのです。

ウエイトトレーニングは、胸なら胸、三頭筋なら三頭筋にいかに負荷をかけるかということを意識してバーベルを挙げますよね。

つまり、わざと効率の悪い持ち方で筋肉に負担をかける。

武術的な発想から考えると真逆の考え方なのです。

武術的な考え方だと、重いバーベルをいかに楽に持ち上げるかということを考えるのです。

こういう考え方でウエイトをやったらかなり武術的な動きができるようになると思います。

初代若乃花(ワイドショーでお騒がせの花田勝ではない。念のため)の足腰が強かったのは、労働のために北海道で石炭を担いでいたからだそうです。

若乃花は筋肉をつけようとして石炭を担いでいたのではなく、生活のために担ぎました。

いかに効率的に無駄なく担ぐかということを模索しながら仕事をしていたんだろうと思います。

幼少の頃から武術的な発想をしてきた人なのですね。

一部の筋肉に負荷を集めないで、全身に重さが分散するような体の使い方をした。

だから、大相撲でも、あれだけの活躍をできたのだろうと思うのです。

実は、この話は、ある本の受け売りなのです。

受け売りというか、僕が普段、何気なく考えていたことをうまくまとめてくれた本に出会ったのです。

本の題名は『合気道とラグビーを貫くもの』。

多田宏という合気道の達人から合気道を学んだ神戸女学院大学教授の内田樹とラグビーの元日本代表の平尾剛の対談です。

平尾剛はラガーマンですからウエイトも散々やってきた人です。
我々フルコンタクト空手家と立場的にはかなり近いものがあります。

ラガーマンの平尾剛が、武術的な発想をどのように受け入れているか、とても興味深く読むことができます。

新書サイズで対談形式なので、あっという間に読めます。

そして多くの気づきをもたらしてくれることでしょう。

ぜひ『合気道とラグビーを貫くもの』の一読をオススメします。
posted by そうたろう at 14:59| Comment(4) | TrackBack(0) | 合気道からの気づき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年02月13日

四股踏み毎日1000回の意味★合気道★空手

先日、木村達雄さんの『合気修得への道』という本を読みました。

著者の木村達雄ってしってますか?

大東流合気柔術の達人佐川幸義の弟子です。

透明な力』を読んだ人もいることでしょう。

この中に、佐川幸義も木村達雄も四股踏みを毎日1000回踏んだと書いてあります。

特に佐川幸義先生は、何万回も四股踏みができて、四股を踏みながら死ぬことだってできる、とおっしゃったそうです。

僕のようなフルコンタクト空手家の解釈だと、
佐川幸義先生は、さすが基礎体力があったんだなぁとか、
やっぱり筋トレは必要だ、とか考えてしまうのですが、

こういう考え方は恐らくナンセンスなのだとお思います。

佐川幸義先生は、基礎体力はあったと思います。

でも、体力をつけるために四股を踏んだのではないと思うのです。

ヒントは「何万回だってできる」ということ。

つまり、体の使い方、抜き方を知っている、ということなのだと思います。

単純に足腰を鍛えるのだったら、バーベルを担いでスクワットをやったほうがいいはずです。

四股ふみをストレスなくできるようにするのは
絶対脱力が必要なのです。

脂汗を流しながら、体に負担のかからない四股の踏み方、
体の使い方を模索していくのです。

大気拳や、意拳の立禅とか這だって、重心移動や身体意識を高める稽古なのですから、

極真の選手のように、アイソメトリックトレーニングとしてやってはいけないのです。

筋トレが、
いかに筋肉に負荷をかけるか、というトレーニングなのに対して、

四股踏みや立禅は、
いかに筋肉に負荷をかけないか、というトレーニングなのだと思います。

発想が180度逆なのですね。

僕は、『合気修得への道』を読んで、体の使い方をもう一度考え直すきっかけをもらいました。

空手家にも合気道家にもとてもヒントがいっぱい詰まった本です。

合気修得への道』を参考図書としてオススメしておきます。

(以上、敬省略)
posted by そうたろう at 07:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 合気道からの気づき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年02月11日

ノウハウコレクターになっていませんか?★答えは自分の中にある

変則的な回し蹴りによるノックアウトシーンを
目の前でみたとします。

次の瞬間、あんな技が使えたらいいな、と思いますよね。

もしも、その技術を今すぐ教えてくれるといわれたら、
間違いなく、教えてもらいたいと考えるでしょう。

これは誰もが知識欲をもっていて、
自分にないものは手に入れたいという
人間が持つ根源的な欲なのだと思います。

この欲望を抑えることはほぼ不可能でしょう。

さて、
世の中には、空手、合気道を問わず、技術書、ビデオ、DVDが氾濫しています。

あなたも技術書やビデオは何冊か持っていることでしょう。

技術書、ビデオを読んで、
実践してみましたか?

仮に実践したとしても、
自分のモノになりましたか?

中には、自分のモノになるように練習したけれど、
自分には合わなかったので、使うのをやめた、という人もいるでしょう。

僕もそうなのですが、
結局、自分のモノにならなかった技術って
たくさんあります。

知識のレベルで満足したり、あきらめてしまったりするのです。

恐らく、現代というのは
武術が始まって以来、最も技術やノウハウが巷にあふれている時代です。

かつて、殺人術として武術が伝わっていた頃は、
懇切丁寧な技術書なんてなかってでしょうし、
ましてや、映像として販売されるなんて考えられないことだったでしょう。

特に、武術のような人の生死を左右する情報というのは
公開すること事態が死を意味したと思います。

これだけ情報の氾濫している時代に
僕ら武道家はどう技術書、ビデオと付き合っていったらよいのでしょうか。

本当に使える武術家になりたいのだとしたら、
知識を吸収する時間を最低限に抑えて、
体を動かして稽古すべきだと思うのです。

最近、僕が気づいたことに
「実践さえしていれば、知識や情報は勝手に入ってくる」というのがあります。

追い求めなくてもいいのです。

勝手に入ってきます。

たとえば、どうしたら相手の攻撃をギリギリでかわせるのだろう、と考えたとします。

ここで技術書を読み漁ってはいけません。

道場で相手と向かい合って、ギリギリのところでかわす練習をするのです。

何かしら、ヒントや、ひらめきがあると思います。

さらにそのヒントやひらめきを大切にして稽古をします。

脳は、検索エンジンみたいになっていて、
知らず知らずのうちに、「ギリギリでかわすための情報」を探し始めるのです。

そうすると、書店で技術書や雑誌を眺めていると、ヒントになるようなことが目に飛び込んできます。

そして、その情報を念頭においてまた稽古すればよいのです。

情報をインプットすることよりも、実践したり、アウトプットに意識を集中していると、勝手に情報は集まってくるものなのです。

答えは、自分自身の中にあるかもしれないな、と最近感じています。
posted by そうたろう at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 合気道からの気づき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年01月30日

合気道は、本当に使えるのか?

合気道って、ほんとにあんなに相手が吹っ飛ぶの?」と
聞かれることがよくあります。

一般の人は、合気道って何?ってレベルなので、
説明しにくいのですが、

さすがに武道をかじっている人は、
演武会やDVDで動きを見たことがあるようです。

なかなか答えにくい質問なのですが、
僕の答えはこうです。

合気道の技は効くけれど、
吹っ飛ぶことはない。

詳しく説明しますね。

僕はまだまだ、誰にでも技をかけることはできません。

特に、合気道を知らない
パワーのある素人にはまず
技がかからないだろうと思います。

でも、四段、五段レベルの人たちであれば、
パワーのある素人にも
技をかけることはできるでしょう。

でも、おそらく、受身が取れず、
その場で頭から落とされたり、

あまりの痛さに悲鳴を上げることでしょう。

演武会などで相手が派手に投げられているのは
受身を取るためなのです。

受身を取らなければ、
前途したように頭から畳に突っ込むと思います。

受身というのは、
自分の体を守る他に、

間合いを取り直す、という
積極的な逃げという
意味もあります。

演武会を経験したひとなら
わかると思いますが、

観衆の前で、先輩や師範方の受けを取るときに
効いていないからといって、ボーッと突っ立っていることは
ありえないでしょう。

もしやってしまったら、先輩や師範方から
後でヒドイ目にあうことは明らかですし(笑)、

道場での人間関係がギクシャクしてしまうでしょう。

合気道の技が効くのかどうかは、
やっぱり経験者に技をかけてもらうしかないです。

合気道技をかけられると飛ぶのではなく、
必要があって飛んでいるのです。
ラベル:合気道 空手
posted by そうたろう at 10:27| Comment(2) | TrackBack(0) | 合気道からの気づき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年01月17日

空手の突きの意味がわかった気がします★ひねり

最近、空手の突きの「ひねり」の意味が
分かった気がします。

あっ、「ひねり」ってわかりますか。

基本稽古の突きの時、乳の脇(もしくは腰)から
突きを「ひねり」ながらだす、ことをいっています。

昔、劇画の『空手バカ一代』を読んだときに
錐(きり)を使うようにひねることで威力を増しているんだ(by真樹日佐夫)、と読んだことがありますが、
威力が増す、というのはそれほど重要ではないと思います。

空手の突きのひねりは、
多分、詠春拳など中国拳法で多用している
交差法だと思います。

つまり、空手の突きは
ボクシングなどにおける
クロスカウンターのように使うのでは?

上段受けで受けつつそのままパンチ、みたいな。

どうしてこんなことを考えたかというと
合気道の「上段突きをかわしながら技をかける動作」から
思いついたのです。

ひねることで相手の攻撃を巻き込み
威力を殺しているのです。

「受け」を「受け」としてだけ
単独で練習してはいけないのです。

そもそも基本の「受け」の動作は
型から抽出してきたものに過ぎない。

戦中、戦後のの大学空手部の連中が間違った解釈を
してしまったのではないかと僕は仮説を立てたのでした。

受けと攻撃は一体である、と思うのです。

細分化することは
理解を助けると思うのですが、

細分化が一人歩きすると
間違った解釈になってしまうのではないでしょうか。
posted by そうたろう at 07:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 合気道からの気づき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年01月05日

合気道は参段、四段レベルでないと他武道とは闘えない

年末に合気道の昇段審査会がありました。

僕は弐段を取得したばかりなので、
今回は昇段審査を受審しませんでしたから、
もっぱら、受験者の受けをとりました。

審査を見ていて思ったのが、

合気道は参段、四段レベル以上でないと
他武道とは闘えない


ということです。

合気道の初段、弐段レベルでは
空手や柔道をバリバリやっている
若者には到底かなわないと思います。

まだまだ体の軸を操作したり
脱力したりといった体の使い方に甘さが残っています。

しかし
参段、四段レベルは
迫力ありましたよ。

受験者である先輩方は
合気道の体の使い方をマスターしていて、
実際、あれだけ技が洗練されていれば
鍛えぬいた空手家にも技がかかりますね。

合気道の参段、四段レベルというと
僕の道場では10年〜15年以上稽古を積んでいる人たちが
ほとんどです。

そうか…使えるまでに10年かぁ、と
嘆息してしまいました。

空手や柔道だったら
1.2年も毎日稽古したら
相当強くなります。

でも、合気道はやっぱり
技術が難しいのです。

技術としては
合気道って本当に素晴らしいのですが、

使えるまでに10年というのは
どうなんでしょう?

仮に12歳で
「俺は強くなりたい!}と考えたとします。

合気道に入門したとして
10年修行すると22歳。

まだまだ若いかもしれませんが、
もう立派な成人ですから、
殴り合いの喧嘩なんてやらないはずなのです。

自信を持って20代を生きていくことはできるのでしょうが
腕力がモノをいう10代はどうなってしまうのでしょう?

10年という歳月が長いのか短いのか
いろいろと考えさせられてしまった
審査会だったのでした。
ラベル:合気道 空手
posted by そうたろう at 09:24| Comment(0) | TrackBack(0) | 合気道からの気づき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月12日

右に出るものはいない、とは?

僕の通う合気道場での飲み会でのこと。

合気道の師範が
かなり酩酊していました。

道場生が師範の右側から
お酒を注ごうとすると

ビシッ!

ひっぱたかれてました。

僕は、びっくりしました。

武道家たるもの、相手の右手側から、
近づいてはいけないのだそうです。

刀を抜くのは右手。

右側背後から近づくと、
そのまま刀を抜かれて斬られてしまうのだそうです。

「右にでるものはいない」を辞書で引くと
「その人以上にすぐれている」(大辞泉)とでています。

「右」には「優れている」という意味もあるようです。

斬られない自信がある人は右から出ることもできるわけです。

でも通常、右にでるのは無礼なのですね。

合気道開祖の植芝盛平先生も
鞄持ちの弟子に右背後を取られることを
異常に嫌っていた、という逸話も聞いたことがあります。

利き腕の右手が死ぬからだそうです。

武道家の皆さん、目上の人の右背後から近づくのは
要注意ですよ(笑)。
posted by そうたろう at 17:07| Comment(0) | TrackBack(0) | 合気道からの気づき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

帯はどこで締めてますか

道着を着るとき、
帯を締めますよね。

帯は、腰の位置のどのあたりで
締めていますか?

空手家の多くは
ウェスト(腰骨の上)で
締めていると思うんです。

洋服のベルトのように。

特に女子部の連中は、
妙に帯の位置が高い。

足が長いから?

最近の子どもたちは
腰の位置が高いですけどね、我々の世代と違って(笑)。

合気道の先生に教えてもらったんですが、
帯は正しくは、腰骨(左右にでっぱっているところ)の
下で結ぶのが正しいのだそうです。

和服を着るときも、やっぱり腰骨の下で
帯を結びます。

今度、稽古の時に
ぜひ帯を腰骨のしたで
締めてください。

はじめは違和感があるかもしれませんが、
骨盤が絞まり、動きがラクになりますよ。

整体の先生も、

「腰痛の人には、腰骨の下に
腰痛ベルトというのを巻いて、骨盤を閉めてあげると、
腰痛が和らぐ」

といっていました。

もしご存知の方がいらっしゃったら
この記事は読み流してください。

僕の道場の仲間に教えてあげたら、
しきりに感心されたものですから。

★今日の気づき★
帯は腰骨の下で締めよう!
ラベル:空手 合気道
posted by そうたろう at 16:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 合気道からの気づき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月03日

受身って取れますか?

受身って取れますか?

僕は、お恥ずかしい話、
合気道を始めるまでは
受身がまともに取れませんでした。

もちろん、中学校、高校時代に
武道の時間というのがあり、
柔道をやりました。

柔道の授業で習っただけなので、
とても身についてはいませんでした。

ですから、
組手やスパーリングで
足払いで倒されたら、
ドテーンと倒れていました。

さすがに顎は引いていますので、
頭を打つことはありませんでしたが…。

武道をやるからには、
受身は最低限できないといけません。

あなたの空手道場では
受身を日常的に練習していますか?

僕の先生は
柔道でも有段者でしたので、
当然、受身は取れるのですが、
一切教えてもらったことはありませんでした。

あくまでも空手の道場だと
割り切っていらっしゃったのだと思います。

もしも
受身の練習を
集中してやったことのない空手家は
ぜひ、練習してください。

武道家のたしなみというだけではなく、
生きていく上で、
受身は重要です。

日本のすべての
少年少女たちには
体育で受身だけは
習ってほしいな、と
思うのは
僕だけでしょうか?

ちなみに
合気道の受身は、
柔道の受身のように
倒れたままではなく、
受身を取って起き上がるところまでが
受身です。

少林寺拳法もたしか
同じですよね。

そして、
受身を取るというのは、
衝撃を緩和するというだけではなく、
受身を取ることによって、
相手と間合を取り直す、
相手の制空権から逃げる、
という意味もあるそうです。

空手家よ、
受身はしっかり取れるようにしておきましょう。
posted by そうたろう at 22:24| Comment(1) | TrackBack(0) | 合気道からの気づき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月20日

合気道に叩き伏せられました…

空手家の多くは「合気道」ときいてどんな印象を持つでしょうか?

「あんなの使えない」「試合がないんだから、たいしたことない…」など、
いう方が大半だと思います。

私も、そうでした。

実際、稽古をはじめてからも、ぜんぜんたいしたことないと思っていたのです。

ところが・・・
強い人はいるもんですね。

ある程度空手を修行した人なら、相手と向かい合ったり、ファーストコンタクトの時点で相手の力量のおおよそが把握できると思います。

私が、今お世話になっている合気道の師範代に、初めて小手返し(手首を極められる合気道の基本技)をかけられた時の、衝撃は忘れられません。
入門して間もない頃の出来事です。

手首の痛みはもちろんのこと、投げられた後、床に叩き伏せられました、肩関節を極められ、畳に顔をこれでもかというほど押し付けられ、身動きが全くできませんでした。

今まで経験したことのない圧力を全身に感じながら、「この人は使える」と身をもって教えられました。

僕はこの師範に出会っていなかったら「合気道はたいしたことない」と思って、さっさとやめていたはずです。

どの世界にも本当に使える人というのは少数ながらもいるもんだなと痛感した出来事でした。
ラベル:空手 合気道
posted by そうたろう at 10:05| Comment(2) | TrackBack(0) | 合気道からの気づき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月18日

合気道家は強いのか?

合気道家は強いのか?

弱いと思います。

おそらく、フルコンを1年学んだ体の大きな、体力のある若者と対決したら、
たとえ合気道の有段者といえども、
ボコボコにされて、
1分以内にKOさせられてしまうと思います。

これは合気道家を冒涜しているのでもなく、馬鹿にしているのではありません。

フルコン空手、合気道の両方から学んできた経験からいっているのです。

ただし、
ここでいっている強さ、弱さは、
格闘技としての個人の強さをいっています。

つまり、
強いか?弱いか?という質問は、
格闘技として強いか?弱いか?という意味です。

合気道は、格闘技ではないのです。

ですから、格闘技として闘ってしまうと、
あっけなく体力のある若者にやられてしまうのです。

格闘技、という意味では、合気道家は素人なのですから。

武術として上手か?下手か?といわれれば
合気道の有段者は間違いなく上手だといえます。

体の使いかた、体幹部の使いかた、
体重の乗せ方など、常人では発揮できない
技を合気道家は出すことができるのです。

我々、フルコンタクト空手家は、
合気道家と対決してはいけません。

そんなことをしても
得るものは何もないからです。

むしろ、
合気道家からは、体の使い方を
徹底して学ぶべきです。

今回の記事は、
合気道家にとっては、
いい思いのする記事ではなかったかもしれません。

フルコタクト空手家の
合気道に対する認識を変えてもらいたくて
書きました。

合気道家に尊敬の念を抱いていますし、
格闘技と武術の違いを明確にするためです。

誤解のないようにお願いしたいと思います。
ラベル:合気道 空手
posted by そうたろう at 06:49| Comment(2) | TrackBack(0) | 合気道からの気づき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする